基幹理工学部は,理工学の基礎学問の修得を重要視しながら,基幹産業に必要な理工学の幅広い知識
と高い見識を有する人材の育成を目的としている.1年次には3つの学系(I,II,III)に所属して,2年
次進級時に7つの学科(数学科,応用数理学科,機械科学・航空宇宙学科,電子物理システム学科,情
報理工学科,情報通信学科,表現工学科)に分かれて所属するという学系制度をとっている.これに
より,1年次には理工の基礎学問を学ぶことに専心し,広い視野で専門領域に触れることが出来る.
2年次以降は,所属する学科以外の学問も積極的に学べる副専攻というシステムを導入している.副
専攻を履修することで,幅広い専門知識を修得し,それを主専攻に活かせることを目的としたもので
ある.副専攻の履修は,主専攻のカリキュラム履修に加えて行う必要があるので,履修者にはとって
は負担増である.しかし,この困難を乗り越えた者は,基礎の上に幅広い専門知識を有する者として,
社会から評価されることを期待したい.卒業後の就職先,進学先の選択肢も多様になるに違いない.

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